• 汚れが目立ちにくい、ブルーグレーのラップサイディングが印象的なN邸。ゆったりしたカバードポーチのある邸宅に、アメリカ好きのご夫婦は憧れていたという。

  • ご主人、奥様ともにバイクが趣味で、2台のハーレーのためにガレージはマストアイテムだった。バイク仲間が集まり、ハーレー談義に夢中になることも多い。

  • 床、壁を濃淡あるブラウン系で統一したリビングは、両サイドに棚を配置したウインドウズベンチを設置。奥に見える収納は、テレビを隠すことができるAVボードだ。

  • 奥様の要望でアイランドを備えたキッチン。床、壁とのコーディネートを考え、重くならないように面材は白で塗装し、アメリカンダイナーのような空気感を演出した。

  • L字型のキッチンとアイランドで、見からに動きやすそうなレイアウトになっている。窓のケーシング、ブラインド、モールディングも白で統一している。

  • ドアを開けた瞬間から、濃淡のあるブラウンと白が、この邸宅のコンセプトカラーだとわかる。玄関は内開きのドアの外にスクリーンドアがあり、アメリカ仕様を意識。

  • 主寝室の壁には薄いパープルを選んだ。クロスではなくドライウォールを選んだのは、色のトーンを合わせながら、各部屋の印象を変えやすいため。

  • お嬢さんが使う子供部屋はピンクに塗られている。大きくなって、部屋の雰囲気を変えたくなっても、ドライウォールなら簡単に塗り直すこともできる。

  • 洗面スペースも、壁のブラウンと面材の白のコントラストが美しい。白を効果的に使うのは、奥様の要望だった。

  • 腰パネルを使うことで、他とは微妙に異なる空間に仕立てている。細い板を縦に組み合わせた腰パネルにすることで、アメリカンな雰囲気が濃くなる。

家族と、仲間たちとの幸せの時間が流れる

アメリカン・カントリースタイルに、お気に入りを詰め込んで

アメリカを何度も旅した経験があるご夫妻は、家づくりに対して明確なイメージを持っていた。ラップサイディングの外壁で、広いカバードポーチのある家。ポーチには大きなベンチを置き、天井では、シーリングファンが静かにまわる。時間がゆるりと流れる、アメリカ映画のワンシーンのような空間で、くつろいで過ごす。そんな家をイメージしていた。
ガレージには2台のハーレーが並び、バイク仲間を招き、愛車のこと、ツーリングの思い出を語り合うこともある。家族の時間を大切にするのはもちろん、趣味の仲間が集まる場所にしたい、という思いもご主人にはあった。童心に返り、大勢で語り合う様子を、カバードポーチのベンチから眺めるのがお気に入りの時間だ。
室内に入ると、うねるような木目で、独特の風合いを持つチェスナットのフローリングが目に飛び込んでくる。床と壁のブラウンを基調に、ドアや窓、ケーシングやモールディングには白を使い、統一感のある空間に仕立てている。大きなアイランドを中心に構成されるキッチンはオーダーで、収納もたっぷり。料理好きな奥様は、動きやすい、使いやすいと大満足の様子だ。ダークな色合いのダイニングセットは、この家に合わせて購入したもので、キッチンとのコントラストも考えられている。
アメリカでふれたネイティブアメリカンの文化を、インテリアに取り入れているところもN邸の特徴だ。テレビを隠して収納できるAVボード、ソファに置かれたクッションのデザインモチーフなど、細かな部分でのセンスが光る。室内の壁はすべてドライウォールに塗装されているが、アメリカの邸宅に多い手法を、ユニバーシスからの提案で取り入れた。クロスとは違う風合いがあり、将来的な塗り直しも簡単にできるところも魅力だ。
アメリカに憧れ、照明や内装も、あたたかみのあるカントリースタイルでコーディネートしたN邸。目を閉じると、おおらかな大陸を吹き抜ける、心地よい風が感じられるようだ。

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