• 石張りの瀟洒な佇まいのファサード。あえて屋根を見せないことで建物全体のボリューム感が増し、重厚さ、高級感がより醸し出されている。

  • エレガントの中に、モダンさを感じさせながらも心落ち着く空間に。モダンミックスの巧みな融合が、上質な暮らしを約束してくれている。

  • リビングルームとダイニング、そしてキッチンが遮られることなくつながっている。ホームパーティーの舞台となる場所だそう。

  • キッチンにはホテルのバーのようなR状のカウンターは高さを設け来客から手元が見えないよう造作した。ブラックの化粧パネルでよりエレガントな雰囲気に。

  • ヨーロッパの伝統的デザインが施されたダイニングチェアを採用。ホワイトの中にブラックやグレーをモダンなテイストになっている。

  • サーキュラー階段は奥様の長年の憧れ。「この階段に一目ぼれしたんです。」と奥様。毎日の生活に彩を添えてくれる場所なのだとか。

  • 主寝室は1階に設けキッチンとパウダールームの近くに配置。「生活動線がとてもよく、朝の忙しさもスムーズに家事が行えとても便利だそう。

  • 上質感漂うパウダールームも、奥様とトップメゾンのコーディーネーターがアイデアを出し合い、完成させた。収納扉にパネルをあしらうことで美しさが引き立つ。

  • 中庭部分にプールを設えたY邸。「私の中でのコンセプトはリゾート」プールサイドでホームパーティーを楽しんこともあるそう。

  • ヨーロッパの古い教会をイメージしてデザインされたファサードからのアプローチ。扉の向こうには別世界が待っている。

高級感溢れる石張りの瀟洒な邸宅

夢をカタチにした理想の我が家

ヨーロッパの古いチャペルのエントランスを抜け一歩室内に入るとエレガントなサーキュラー階段が出迎えてくれる。
「この家づくりを計画した際、夫はリゾートホテルのようなモダンな造りにしたかったようですが、今回は私の好きなように決めさせてと押し切りました」と笑う奥様。
 上品でエレガントさがある家で暮らしたいと長年考えていたそうだ。と、ご主人のお仕事は建築関係。以前に暮らしていた家は、すべてご主人主導でつくられてきたため、「全体的なデザインはもちろん、インテリアコーディネートにも、私の想いを反映したかったのです」と語ってくれた。
 設計に当たって重要視したことは、みんなが集える家にすること。ホームパーティをする機会が多いため、たくさんの人が寛げ、みんなと会話できる空間に仕上げたかったという奥様。そこでLDKを約42.5帖取り、リビングとDKを美しい装飾が施されたコラム柱のあるゲートで仕切ることで、ゆるやかなつながりを演出することに。一方、インテリアについてはイメージボードを作成。奥様の顕在的な要望だけでなく、心に宿る潜在的な好みも把握し、一つひとつ設えていったそうだ。
 「『トップメゾン』は、私たちの要望にしっかりと柔軟に寄り添ってくれました。たとえば、キッチンはオリジナルの造作ですが、ピラスターの塗装色をその他建築工事の部分ときちんと合わせてくれる。また仕事柄、さまざまな建材を知っているので、場所によってはメンテナンス性の高い国産建材を使ってほしいといえば応えてくれる。デザイン性だけでなく、ずっと長く快適に暮らせる家づくりをしてくれたのです」とご主人。
 この家に暮らすようになってから早起きし、時間をゆったりと味わうようになったと笑うご夫婦。その素敵な笑顔が、この家への満足感、愛情を物語っていた。

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