• 優雅な雰囲気を演出しつつ、天井高を確保できるギャンブレル屋根に、半円形のバルコニー、存在感のあるレリーフが特徴的。門扉を開いた先にはコラムと玄関扉がお出迎え。バランスを考えアプローチは明るい色の乱形石を使用した。

  • 大きな吹き抜けの階段やリビング・ダイニング・キッチンを繋ぐ大空間は、大理石の暖炉を中心にレイアウト。コラムや下がり壁を用いることで、上品かつ解放的に空間を仕切っている。

  • 大きな吹き抜けの階段やリビング・ダイニング・キッチンを繋ぐ大空間は、大理石の暖炉を中心にレイアウト。コラムや下がり壁を用いることで、上品かつ解放的に空間を仕切っている。

  • 家族を優しく迎え入れる上がり框のないエントランスは、海外のエッセンスを取り入れたポイントの1つ。これによりその先の大空間との一体感が増している。

  • 奥様の要望でアイランドキャビネットをレイアウトしたキッチン。白で統一されたキッチンにマーブル柄のタイルを張る事で、一層エレガントな装いに。

  • シャングリラホテルをイメージしたというベッドルーム。窓の位置もベッドに合わせて設計した事で、スワッグバランスが天蓋の役割を果たしている。部屋のアクセントとなっている真紅のソファは、旅先で一目惚れして持ち帰った思い出の品。

  • 奥様お気に入りのウォークインクローゼットは「見せる」ディスプレイ。まるでブティックのような雰囲気で、お洒落のセンスが光る一部屋となっている。

  • 映画に出てきそうな重厚感のある書斎は、ご主人の仕事部屋でありくつろぎの場所。チェリーの建材や家具などによってブリティッシュなスタイルに仕上げられたこの書斎は、男性が憧れる空間だ。

  • マロンブラウンのマーブル柄タイルにゴールドをアクセントとしてプラスしたパウダールーム。その先には黒を基調としたバスルームが続く。ホテルライクな気品のある雰囲気にしたい、そんなご夫婦の要望を取り入れ、大人格好いい仕上がりに。

  • 可愛らしいピンクで統一されたお嬢さんの部屋には、いつでもバレエの練習ができるように全身鏡とバーを設えた。ご夫婦のお部屋のみならず、子供部屋にも個性を持たせている。

デザインを追求した個性あふれる住まい

ディティールを大切にした空間づくり

「私たちが最優先にしたのはデザインです。建ててから後悔はしたくなかったので、細部まで随分とこだわりました」。ご自身が育った家も洋風住宅だった影響も大きかったようで、自邸を建てるなら輸入住宅と決めていたというKさん。映画やドラマ、訪れた海外のホテルや建物などから膨らませたイメージを、『ノアデザイン』に伝えることが家づくりの最初の一歩だった。
 Kさんが求めた大きなポイントは、吹き抜けがあること、サーキュラー階段、ホテルライクな上品さを持たせるだったそう。ノアデザインが提案したのは、1階をパブリックスペースにして壁や扉などを設けず開放感のある大空間にすること。モールディングの幅の大きさやコラムの太さ、ブラケットの高さなどディテールにも拘った。また上品さも損なわないように空間レイアウトやカラーコーディネートにも細心の注意を払い、大空間を完成させた。2階の居室は一人一人の個性を大事にした部屋づくりを行った。
 「クリスマスに、サーキュラー階段の大きな吹き抜けで、天井まで届きそうなクリスマスツリーを飾って家族で素敵な時間を過ごしたい」。と笑顔で語る奥様。特大のクリスマスツリーを飾ることもKさんご夫妻の強い要望であ った。限られた立地条件の中で外観デザインを損なわず天井高を確保するため、ギャンブレル屋根を採用して美しいフォルムを完成させた。デザインと機能美を融合させたKさんご家族の夢をカタチにした邸宅。リビングから2階へと伸びる階段を仰ぎ見れば、クリスマスツリーが飾られ、家族みんなの笑顔が今から目に浮かんで来そうだ。

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