• ダイニングエリアを六角形を半分に切ったような形状にすることにより、出窓を設けて柔らかい光を取り込むことを可能に。ヨーロピアンなデザインのテーブルセットとシャンデリアは以前から別荘で使用していたお気に入りのもの。高級な家具を用いて、煌びやかな空間を作り上げた。

  • 存在感のあるアイランドキッチンの天板には化石が入った大理石を使用。サイズも素材も特注品で、丁寧にコーティングを施し耐水性・防汚性にも考慮されている。

  • 勾配天井にすることで奥行き感を演出し、吹き抜けのような開放感を実現。Rを描く階段によってこの空間に優雅さが増し、ゆったりとした時間が流れている。

  • 階段下の小さな扉を開けると収納がお目見え。反対側には子どもたちが走り抜けたりかくれんぼして遊べるの扉もあり、それがまた可愛いデザインアクセントにもなっている。

  • 予算内でワンランク上の提案をしてくれるのもスタイルカンパニーの魅力。葉の形をデザインしたシーリングファンは同社がアメリカで独自に買い付けてきたもので、日本の輸入販売店で売っているブランドものと比べると品質は同等なのに価格は十分の一ほど。

  • 子ども部屋はお子さん自ら好きな色を選んでデザインしたそう。こちらは腰壁部分をブルーに、天井を空の模様に仕上げた男の子らしい一室。子どもとは思えない完璧なコーディネートセンスは両親ゆずりだろう。

  • 子ども部屋は引き戸によって仕切れる設計に。「子ども達には仲良く過ごして欲しいので、小さなうちは個室ではなく続きの空間を用意することにしたんです」。

  • 主寝室から直接アクセスできるように設計されたシャワーブース。華やかな輸入クロスを全面にあしらいながら、腰壁はクリーンな印象の白で統一して愛らしい雰囲気に仕上げられている。

  • 洗面台は収納を兼ねた鏡台と併せてオリジナルで製作されたもの。スタイルカンパニーは海外の工場と提携して上質な素材を仕入れることで、リーズナブルな価格でお客様さんに商品を提供する。

  • 輸入のハンドルを利用し、かわいくも高級感のあるコート掛けを造作。家の価値や住まう人の満足度を高めるのは、このような繊細な気遣いの積み重ねだったりするのだ。

海外のライフスタイルを住宅に反映した、家族の笑顔が溢れる家

曲線が美しい階段を、子どもたちが楽しげに駆け上がっていく

 海外駐在員として働き、長年家族と海外生活を過ごしてきたというMさん。ライフスタイルや人との関わり方は自然とオープンなものとなり、家での過ごし方や考え方も変わってきたという。そんなMさんが新居を構えようと考えたのは、海外での任務がおわり、日本に戻ることが決まったタイミング。帰国してすぐに新居で暮らせるようにと、ロサンゼルスに住んでいる時には既にスタイルカンパニーへの問い合わせを済ませていたという。
 それ以前から様々なハウスメーカーのwebサイトを見て比較・検討したMさんだが、結果自宅のプランニングパートナーにスタイルカンパニーを選んだのは、自由度の高さ、海外の暮らしをしっかりと理解し、表現してくれるデザイン・施工力に魅力を感じたからだった。
「せっかく建てる我が家だから、子どもたちが周りを気にすることなく元気に暮らせて、家族の絆が深まる仕組みを持たせたかったんです。たとえばエントランスを入ってすぐに回廊のような階段を設計したのは、家事動線のよさはもちろん、子どもたちが楽しめる家にしたいという思いがあったからです」。と語るMさん。実際に4人のお子さんは、いつも家中をぐるぐると駆け回っているそうだ。
 また、オープンなキッチンとダイニングが一体となったグレートルーム、主寝室にシャワーブースをインストールするなどの発想も、アメリカでの暮らしから影響を受けたMさんの意向。スタイルカンパニーは日本の住宅では一般的でない設計でも、Mさんが理想とする空間を、技術と知識を持って具現化してくれたのだった。
「私達の個性に合わせて作られた我が家は正に理想の家。暮らすほどに満足度が高まっています」。オーナーの想いを尊重した、オンリーワンな家づくり。木のぬくもりに包まれたM邸には、今日も家族の笑い声が飛びかっている。

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